【キャンベラ27日AAP】ジュリア・ギラード首相代理は27日、福利厚生グループから金融恐慌や失業などに関する影響について話を聞いた。
ギラード首相代理はABC局に対し、グループの中の1人から「銀行は家計苦にあるローン契約者たちに同情的であるべき」との意見が出たと述べたうえで、「我々国民は隣人や同僚、友人が家から放り出されるのを見たくない。銀行が住宅ローンの返済が遅れている家族を同情的に見てくれるよう福利厚生グループ及び政府と対話の場を持ってほしいとの意見があった。まさに私が今回、期待していた意見だ」とした。
また福利厚生グループは財務相談の要求に対し戸惑っていると述べ、銀行がスタッフを派遣してくれればありがたいという意見を提案した。これに対し首相代理は興味深い意見であり銀行も興味を示すのではと述べ、「最終的に彼らは財務や支出に関して知識のあるスタッフをたくさん雇うことになる」とした。