【ブリスベン28日AAP】アンナ・ブリーQLD州首相は28日、コンチネンタル航空が、米軍基地があるグアムとケアンズを結ぶ路線を3月よりさらに6便増便させることを発表した。
ブリー首相は今回の増便でさらに9000人をオーストラリアに運ぶことができると述べた。また、コンチネンタル航空は日本国内8都市に乗り入れており、現在既にグアム経由でQLD州北部に来る日本人観光客もいることから、日本人訪問客の増加が期待されているとした。
ケアンズ―日本間を往復していたカンタス航空及びジェットスター航空の便は昨年廃止されたが、その後日本人観光客数は伸び悩んでいる。
デスリー・ボイルQLD州観光大臣は、グアム―ケアンズ便は日本人旅行者の需要があることもさることながら、同路線が増便されることで、観光でオーストラリアを訪れる米軍兵士の数が増加する可能性もあると述べた。