【シドニー19日AAP】 同性婚の是非を問う調査用紙が有権者に配られるなか、シドニー市が同性婚を支持するキャンペーンを立ち上げた。
シドニー市のムーア市長は19日、同市は国内のどこよりも多くのLGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックス)コミュニティを抱えるとして、市民や訪問客らに同性婚を支持するよう呼びかけた。
後にNSW州議会でベレジクリアン州首相も、他の英語圏の多くの国家同様に婚姻の平等を支持するよう、州議員らに呼びかけた。同州初の女性総督で、就任期間も最長のマリー・ベイサー前総督も、「個人の決定権利はあるが、国家として疎外や排他は認めない」と述べ、婚姻の平等を支持する意向を示した。
今月初めに同性婚の支持者およそ3万人がシドニー内を行進する一方、先週末には反対を示す空中文字がシドニーの空に浮上した。