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「赤肉と乳製品の摂取を減らすべき」 健康と環境にメリット

 【キャンベラ2日AAP】豪公衆衛生協会は、オーストラリア人は健康と環境のために赤肉と乳製品の消費を減らすべきとした。

 食事ガイドラインでは、成人は赤肉を週に3~4回食べることを勧められており、また1日1000ミリグラム~1300ミリグラムのカルシウム(年齢・性別による)、牛乳グラス1杯、ヨーグルト1カップ、約300ミリグラムのチーズ2枚を摂取するよう推奨されている。

 豪保健医療研究委員会は現在オーストラリアの食事ガイドラインの見直しを行っており、豪公衆衛生協会は栄養面からみた食事ガイドラインではなく、さらに総体的なアプローチからガイドラインを作成すべきと主張した。

 豪公衆衛生協会のマイケル・ムーア会長は2日、栄養分が含まれているにも関わらず慢性的な疾患を引き起こす可能性のある食べ物があること、食べ物の選択が環境に与える影響、安価な健康食品へのアクセス方法などが考慮されるべきとした。ムーア会長によると、赤肉と乳製品の消費を減らすことで二酸化炭素の排出量を減少させることができるという。

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