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VIC州若者の約半数 運転中に電話確認

【メルボルン21日AAP】  VIC州の若者の約半数が、運転中に携帯電話を使用した経験があることが、同州の交通事故委員会(TAC)による新たな報告書で明らかになった。TACは、運転中の携帯電話の使用により、事故の確率が4倍になるとしている。

 

TACによると、18歳~30歳の505人を対象に調査を実施し、このうち49%がメッセージを受け取った場合には、運転中でもすぐに確認すると答えた。報告書は「VIC州で多くの人が、運転中に電話を使うことより、メッセージを無視するほうが失礼だと考えている」と指摘した。

 

VIC州警察のフライヤー副本部長によると、ある人は信号で停止するたびに電話を確認している場合もあり、今年は死亡事故も発生しているという。同副本部長は「運転中にたった2秒だけ電話を見ることで、自動車は約50メートル進んでいる」と説明した。

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