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昨年の景気対策ボーナス、12月の消費アップに貢献

 【キャンベラ4日AAP】ラッド政権は2回目となる経済活性化対策を発表したばかりだが、昨年のクリスマス前に実施された1回目の対策で低所得家庭に支給されたボーナスが12月の消費活性化に大きく寄与したことが明らかになった。

 豪州統計局のデータによると12月の消費支出は、ガソリン価格の低下や公定歩合の下落に伴う住宅ローン金利の引き下げなども手伝い、192億ドルという記録的なものになった(季節調整後で前月比3.8%増)。これは2000年8月以来最高の増加で、専門家は1%増加を予想していた。

 昨年の経済活性化対策では87億ドルが投入され、12月半ばに年金受給者や低所得家庭に対しボーナスが支給された。他にも、新規住宅購入者が新築住宅を購入する際に支払われる補助金が今年6月までという期限付きで2万1000ドルに引き上げられた。

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