【シドニー22日AAP】 NSW州では今週末良い天気に恵まれ、気温が上昇することが予想され、ビーチへ出かける海水浴客が増えるとみられている。ボランティアで救助活動を行うライフセーバーも、ビーチで監視活動を行うもようだ。
NSW州サーフ・ライフ・セービングのピアースCEOは、海水浴へ出かける人たちに「監視員がいる場所で、遊泳可能な区域を示す旗の間で泳いで欲しい」と呼びかけた。また、遊泳区域が分からない場合は、監視員に尋ねてから海に入るようアドバイスしている。
ピアースCEOによると、NSW州沿岸部では、今年6月30日までの12か月間で31件の水難事故が起きており、前年度の53件からやや改善しているという。さらに今年は、ビーチでの監視や救助活動でドローンを導入する予定で、いち早く溺れている人を救助したり、より広い区域を監視することが可能になるとしている。