【メルボルン5日AAP】父親に橋の上から投下され死亡した少女の家族が5日、メディアに対し声明を発表した。
この事件は1週間前、ダーシー・フリーマンちゃん(4)がメルボルンのウエスト・ゲート橋から父親であるアーサー・フィリップ・フリーマン容疑者によって下を流れるヤラ川に投下されたもの。この時ダーシーちゃんは一命を取り留めたが、数時間後、ロイヤル小児病院で死亡した。
ダーシーちゃんの叔父であるティム・バーンズさんは声明の中で、あんなにかわいい子に何故こんなひどい事ができたのか分からないと述べたうえで、「過去2年間、我々はありとあらゆる機関に対し子供の安全が脅かされていることを伝えてきたにも関わらず、誰も耳を貸してくれなかった」として、現行の裁判システムを非難した。
家族はダーシーちゃんの葬式を公葬とすることに同意しているが、親族及び友人のみの葬式も取り行なうとした。