【ブリスベン23日AAP】 同性婚の是非を問う郵便による国民投票が進むなか、QLD州で23日、国内では最大規模となる同性婚賛成を訴える訪問キャンペーンが開始となった。毎年ブリスベンで行われる「プライド・フェスティバル」の開催に合わせたもので、11月の投票締め切りまで、国内各地で賛成や反対を訴えるキャンペーン活動が活発化しそうだ。
参加者は、QLD州のフォーティテュード・バリーからニュー・ファーム・パークまでの道のりを、虹色のTシャツや旗を掲げて行進した。参加者は同性婚への賛同を訴えるとともに、郵送による投票への参加と、締め切り内の提出を呼びかけた。
キャンペーン主催者のティアナン・ブラッドリー氏は、参加者の前でスピーチを行い、オーストラリア国民は婚姻の定義を変更することを支持していると自信を示した上で、反対を訴えるキャンペーンは次々と的外れな論点を示し、議論を本題からそらそうとしていると指摘。「国民はそのような方法に騙されない」と述べた。