【シドニー25日AAP】 NSW州のスクールホリデー初日、シドニー空港の国内線航空レーダーで不具合が生じ、航空機が4時間出発できない状態に強いられた。システムはその後復旧したが、旅客数百人および国内の他空港にも影響を及ぼした。
25日午前5時頃、航空管制システムの電力がダウン。出発便の操作は手動で行われた。午前9時には同システムは復旧したが、航空管制任務を担うエアサービス・オーストラリアによると、シドニー空港は通常の運行状況ではないとして、影響を受けた便の後処理に追われている。
バージン、カンタス、ジェットスターの航空各社はウェブサイトを確認するよう旅客に促した。
ブリスベンやメルボルンなど国内の他空港にも、シドニー空港の遅延の影響が出ている。