【メルボルン14日AAP】13日夜、大火災で発生した煙の影響で、VIC州で月が橙色を帯びた赤色となった。
VIC州では6日間の山火事で41万3000ヘクタールを焼失しており、立ち昇った煙が原因で、夜空には不気味な赤い半月が光った。気象局のピーター・ブレーク氏は「大気中の煙が理由であり、普段よりも大量の粒子が大気中にある。つまり月の白色が失われる。赤く発光したのは月の光で、太陽ではない。13日は、夕焼けさえも非常に赤かった」と説明している。
ブレーク氏によれば、このような現象が見られるのはVIC州だけだという。