国際

米国再定住に向け出発開始 難民

【キャンベラ27日AAP】   豪米間の取り決めにより、オーストラリア沖合にある難民拘留所から初となる難民の一団が、米国での新生活に向けて出発した。

デイリー・テレグラフ紙が伝えるところによると、マナス島とナウルの収容所に拘留されていた男性の難民25人は26日、パプアニューギニアのポート・モーズビー空港から米国に向けて飛び立った。今週、さらに27人が米国に向かう予定だ。

難民らは数年前、ボートに乗ってオーストラリアを目指したが、連邦政府の厳しい政策のもと、オーストラリア本土への上陸は許されなかった。米国の前オバマ政府とターンブル政府間の取り決めにより、難民らは米国での再定住を許可された。合計で最大1250人が米国に再定住する見通しだ。

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