【メルボルン22日AAP】VIC州で発生した山火事災害の犠牲者の追悼式典が22日にメルボルンで行われる。山火事の被災地域からは、数百人の生存者らが、会場のロッド・レーバー・アリーナに向かう予定。また、数千人が市内で追悼の様子を見守ったり、ラジオやテレビ番組を通して犠牲者を追悼する。
21日には英国王室を代表して、アン王女がオーストラリア入りしている。また、式典にはクエンティン・ブライス総督、ケビン・ラッド首相、ムリンディンディ群のリン・ガンター群長なども出席する。
今月7日の大火災で、これまでに少なくとも209名の死亡が確認されており、大多数の犠牲者はメルボルン北西部の田舎町や村の住民だった。被災地域からは、バス10台が手配されて570名が式典に参加する。
追悼式典は1時間半の予定で、午前11時に始まる。式の終盤には、1分間の黙とうが行われ、ラッド首相が希望のメッセージを伝えることになっている。