【キャンベラ23日AAP】第81回米アカデミー賞で故ヒース・レジャーさんが最優秀助演男優賞を受賞したことを受け、ピーター・ガレット芸術相は今回の受賞がヒース・レジャーさんの俳優としての地位を確固たるものとしたと話した。
バットマンシリーズの最新作「ザ・ダーク・ナイト」で敵役のザ・ジョーカーを演じたヒース・レジャーさんは、今回受賞の有力候補だった。父親のキム・レジャーさん、母親のサリー・ベルさん、姉のケイトさんが授賞式で賞を受け取った。
ガレット氏は23日、連邦議会でレジャーさんの偉業を称え、「今回の素晴らしい受賞によって、レジャーさんが彼と同世代の俳優の中で最も優れた俳優であるだけでなく、映画の歴史全体において最も才能ある俳優としての地位を築いたといえる」と語った。
レジャーさんはちょうど1年1カ月前に誤って処方された薬物の過剰摂取で死亡した。故人がアカデミー賞を受賞したのはレジャーさんが2人目。1977年に「ネットワーク」で豪人の故ピーター・フィンチさんが受賞している。