【キャンベラ23日AAP】経済不況の影響で約50%の消費者が節約したいと考えており、小売業における消費の縮小が始まっている。
AMPキャピタル・ショッピング・センター(AMPCSC)のために実施された調査会社ディレクショナル・インサイツの調査で、「外食」、「洋服」、「贈り物」、「家庭用品」、「休暇」などの日常的な17項目に関する質問を行ったところ、消費者の節約傾向が明らかになった。また、今回の調査で、ほとんど全ての項目で女性が男性よりも節約していることがわかった。
ディレクショナル・インサイツの最高経営責任者、ヘレン・ベークウェル氏は「女性は店やショッピングセンターの事情に関心が高い。したがって、バーゲンや価格に気付き、それによって行動を起こすのは女性。一方、男性は買い物の必要性により忠実」と話した。
調査によると、カフェやレストランでの外食は57%、持ち帰りの食べ物の消費は54%、また家具や電化製品などの高額商品の消費は53%それぞれ減少した。消費の増加が見られた唯一の項目は食料品で、2桁の増加を見せた。