【シドニー24日AAP】24日付のジ・オーストラリアン紙の世論調査結果、ケビン・ラッド首相と労働党が野党党首のマルコム・ターンブル氏と連立野党よりも引き続き優勢であることが分かった。
ラッド首相に対する支持率はクリスマス以前の支持率まで回復したが、ターンブル氏の支持率は依然として低迷している。また党の支持率は労働党が58%に対し連立野党が42%で、労働党が上回っている。2008年度12月時点では労働党が59%、連立野党が51%だった。
2月20日~22日に実施された今回の世論調査では、有権者の66%がラッド首相の業績に満足していると回答し、一方ターンブル氏に対する満足度は43%に留まった。12月初旬の有権者の満足度と比較すると、ラッド氏とターンブル氏はそれぞれ4ポイント落とした。