【シドニー2日AAP】NSW州野党は、シドニーのアバロン・ビーチでサーファーのアンドリュー・リンドップさん(15)が1日にサメに襲われた件を受け、州政府はサメの襲撃から人々を保護するために十分な対策をしていないと非難した。
野党の産業スポークスマン、ダンカン・ゲイ氏はイアン・マクドナルド第一次産業相はサメを検知し、シドニーのビーチへのサメの侵入を防ぐためのあらゆる対策を講じていないとした。
ゲイ氏はABCラジオに対し「サメ侵入防止ネットは劣化してきている。マクドナルド第一次産業相はサメの捕獲量の改定を行っていない。さらに、ウェストパックのサメのパトロール時間も削減された。マクドナルド氏は彼の権限でできる限りのことをする必要がある」と語った。