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生徒と関係を持った女教師、懲役刑を免れる

 【メルボルン5日AAP】15歳の男子生徒と関係を持った既婚の女性高校教師に対する裁判が開かれ、150時間の社会奉仕活動を含む18カ月の社会基準命令(コミュニティ・ベースド・オーダー)が言い渡された。

 フォークナー在住のナジーラ・ラフェイ被告(26)は、男子生徒に対するわいせつ罪で有罪となったが、同生徒と性関係を持ったこと及び16歳未満の子供に対するわいせつ罪の2件の起訴については無罪となった。また被告は、性犯罪者として登録された。

 リズ・ケイナー裁判官は、ラフェイ被告は未熟でその行動は不適切なものであったとし、教師と生徒の信頼関係を最悪の形で破ったと述べた。その一方 で、被告の行動は略奪的でなかったことを認めた。「被告は有罪判決を受け、今後、最も厳しい人生を送ることになるだろう」とケスナー裁判官。

 裁判では、ラフェイ被告は隔離された人生を送ってきて、学生時代や大学でも異性と交流することを禁止されていたことが明らかにされた。

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