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NSW州警察、マルディグラで酒と麻薬の取締りを予定

 【シドニー6日AAP】シドニーのオックスフォード・ストリートで、ゲイ&レズビアンの祭典「マルディグラ」のパレードが7日に開催される。オックスフォード・ストリートはアルコール禁止区域となっており、警察では、酔っ払って凶暴化しないようにと市民に警告を発している。

 NSW州警察のキャサリン・バーン副本部長によれば、今年は現場でアルコールを没収する権限が警察に与えられているという。オックスフォード・ストリートは、普段からアルコール禁止区域だが、ここ2年間はパレード開催時に規制が特別に解除されていた。バーン副本部長は「今年は特例が認められないように、NSW州警察が要求した」と述べている。

 大晦日には、シドニー中心部のジョージ・ストリートでアルコールが規制されたことで、飲酒関連の犯罪の抑制に効果があった。「アルコール制限によって、犯罪件数だけでなく、負傷件数も抑制することができる」とバーン副本部長。

 警察はアルコールだけでなく、麻薬の取締りも行う予定。マルディグラは、年々規模が拡大しており、今年は警察官800名が配備される。警察では、酒類を扱う店舗で覆面捜査を行い、法律に従っているかどうかをチェックするという。

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