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世界の都市の生活費調査 豪都市、順位を下げる

 【シドニー9日AAP】雑誌エコノミストが実施した生活費に関する調査で、豪ドル安の影響でオーストラリアの都市の生活費が急落し、一方世界で最も生活費が高い都市はアジアの都市であることが分かった。

 過去6カ月でシドニーは17位から35位へ順位を下げた。9月以来メルボルンは15ランク下げ、24位から39位へ落ち込んだ。ブリスベンは35位から57位へ、アデレードは48位から72位へと大きく順位を下げた。オークランドは30ランク下げ、49位から78位へと落ち込み、ウェリントンは25ランク下げ、55位から80位へと順位を下げた。

 生活費が最も高い都市は東京で、円高の影響を受けてノルウェーのオスロを退けて首位に立った。2位は大阪、3位はパリ、4位はデンマークのコペンハーゲン。オスロは5位へ転落した。

 一方、生活費が最も低い都市トップ5のうち4都市がアジアにあり、パキスタンのカラチ、インドのムンバイとニューデリー、ネパールのカトマンズだった。

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