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豪人の大多数が預貯金なし 経済的困難に直面

【シドニー18日AAP】   バンクウエストが実施した調査で、NSW州民の大多数が十分な預貯金を持ち合わせておらず、今の経済危機の状況の中で失業した場合、経済的困難に直面するということが明らかになった。NSW州民の60%が不況に合わせて家計の調整を行っていないと答えた。

今回のオンライン調査は昨年9月から今年の3月までの期間に全州・準州の1144人を対象に実施された。

調査結果によると、3人に1人が預貯金が全くなく、5人に1人が月給の10%を貯金しているという。「大多数の人が失業した際に悲惨な状況に陥るだけでなく、半数の豪人が請求書額の高騰や車の修理費などの支払いにも苦しんでいる」とバンクウエストのスポークスマン、イアン・コーフィールド氏は語った。

また、女性は男性よりも経済的に苦しい状況にある割合が高く、最低月給の3カ月分の預貯金がある男性が50%だったのに対し、女性はわずか36%だった。

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