【ブリスベン18日AAP】 QLD州のシャロン・フェンティマン児童保護相の事務所が、児童ポルノに関する犯罪歴を持った男を雇い、犯罪歴が明らかになった後、即日解雇されていたことが分かった。男の雇用期間は1か月未満だったが、フェンティマン児童保護相は「ゾッとしている」とコメントした。
解雇された男はQLD州議会が採用したが、その際、事務所側が犯罪歴の調査を行っていなかったことが分かっている。フェンティマン児童保護相は、その後人事課による規則変更が行われ、現在は犯罪歴の調査を行っていると説明した。
フェンティマン児童保護相はさらに、男は行政業務には一切関わっていないとした上で、「今回の事件で、定められた規則と実際に行われている手続きには、大きな隔たりがあることが分かった」とコメントした。