【ブリスベン18日AAP】 QLD州ゴールドコーストでは、高校を卒業した若者たちが行う卒業パーティーが18日から始まり、2万2000人以上の卒業生らが一週間のパーティーに詰めかけると予想されている。
Pre-drinking(遊びに行く前にお酒を飲む)について研究をしているグリフィス大学のグラント・デビリー准教授は、パーティー前に飲酒をしてもお金の節約にはならないとし「着いたときにはすでに酔っ払っているため、もっとお酒を買うようになり、それに気がつかない状態になる」と警鐘を鳴らしている。
また、同大学の医学部教授は、卒業パーティーには毎年新しい薬物が大量に出回っていることを指摘し、飲酒と薬物の乱用で命を落としたりすることに懸念を表した。
18日の夜には、クラブが集中するグリッター・ストリップに救急サービスとボランティアが配置されており、危険行為がないように見回っているという。