【シドニー18日AAP】 シドニーのローズヒル競馬場で、消防士らによるチャリティーランが開催され、馬と騎手なしで観客たちを沸かしていた。
レースで優勝したドヤルソン消防署所属のスコット・オブライアンさんは、他4人の消防士とともに、オーストラリア・ターフ・クラブ(ATC)からウェストミードの小児病院への寄付金3000ドルを受け取った。
オブライアンさんによると、消防士らは、寄付を行っているウェストミードの小児病院を訪問し、子供たちと遊んだり、寄付金がどのように活用されているか見学しているという。
また、小児病院への寄付目的のために1993年から販売している消防士カレンダーは、230万ドルの売り上げに達しており、幾つかのチャリティー機関へ寄付されるという。
毎年カレンダー用のモデルに、200人以上の消防士が応募しているとし、オブライアンさんは「カレンダーは12月までしかないから、その中から厳選するのは至難の技」と述べた。