【シドニー19日AAP】 ガン評議会(キャンサー・カウンシル)の最新調査結果によると、オーストラリア人は日焼け対策に無頓着になってきていることが明らかになり、日焼け対策を呼びかけている。
調査結果によると、270万人の成人が週末に日焼け対策をしていないことがわかっており、日焼け対策で長袖を着る人の割合は過去3年間で19パーセントから17パーセントへ減少している。
また、 痛みや肌が赤くなるなどの重度の日焼けになる成人の割合が過去7年間で上昇しており、2010年〜2011年には13パーセントだったのが2016年〜2017年には17パーセントとなっていることがわかった。
州別に見ると、日焼け被害が最も多いのがNT準州で、2位がタスマニア州、3位がオーストラリア首都特別地域(ACT)だという。
オーストラリアの3人に2人が皮膚ガンにかかると言われており、子供だけでなく自身の日焼け対策も怠らないように注意を促している。