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ロックアウト法の緩和 救急職員が警告

【シドニー22日AAP】  NSW州の救急サービスの職員たちが、深夜の飲酒を規制するロックアウト法の見直しと緩和が、同州ニューカッスルで検討されていることについて、州政府はコミュニティよりもアルコール産業を重視しているのではないかと疑問の声を上げている。

 

NSW州の独立アルコール賭博当局(ILGA)は21日、オーストラリア・ホテル協会から、ニューカッスルのホテルやバーなど15軒を代表して依頼された見直しについて報告を行ったもの。警察や医師、救急隊員などからなる団体は、同法により週末の傷害事件が減ったと主張しており、見直しの恩恵を受けるのはアルコール産業だけと批判している。

 

ILGAによると、ホテルやバー産業からは、午前1時~1時30分に入店不可となるロックアウト法、午後10時の販売終了、午前3時~3時30分の閉店について、無効もしくは改正を求めているという。

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