【シドニー26日AAP】 インドネシア・バリ島のアグン山が再び噴火し、航空便のキャンセルなどオーストラリアからの旅行者にも大きな影響が出ている。
週末の噴火によって、バリ島北東部の道路や建物、車両は火山灰に覆われた。火山灰や蒸気は上空6キロメートル以上に舞い上がり、航空便数十便がキャンセルを強いられた。エアアジアとバージンオーストラリアは26日夜の時点、デンパサールとオーストラリア間で運航を見合わせている。ジェットスターは25日に複数便をキャンセルしたが、26日夕方には運航を再開した。カンタスは通常通り運航中。
インドネシアの航空向け火山観測警告機関(VONA)は26日、危険度を最大レベルの赤に引き上げた。デンパサール空港は現在のところ、閉鎖されていない。