【シドニー27日AAP】 シドニーで27日、2000年のオリンピック開催時以来となる、大規模な公共交通機関の改革が行われた。電車やバス、フェリーの運行本数は週8600本増加した。
シドニートレインのハワード・コリンズ責任者は、「昨年のみで電車の利用客は10%増加した。便数の増加は不可欠だ」と述べた。
州野党労働党のフォレイ党首は、「今回の時刻表変更はシドニー西部住人にとって不利になった」と批判している。コンスタンス州交通相はこれに対し、「シドニー西部のリドコムなど、労働党がサービスの削減を訴える駅で、実際は20%増加している」と話した。
利用者は、携帯電話のアプリやウェブサイトから新たな時刻表を確認できる。