【シドニー28日AAP】 インドネシア・バリ島の火山噴火の影響で、現地で立ち往生を強いられているオーストラリア人旅行者らは、旅行保険に加入していても補償を受けられない可能性があるという。
国内の保険会社多数は、「インドネシア政府が火山噴火の警告を発令した9週間前までに保険に加入した場合のみに、補償の対象となる」と声明を発表した。
警告が最初にレベル4に引き上げられた9月22日を補償対象の打ち切りと定めた保険会社もあれば、警告が“通常”から“用心”に引き上げられた9月18日以降に購入された保険の補償を拒んでいる会社もある。他社は、11月22日以前に保険証書を購入した加入者の請求は受け付けるとしている。
旅行者は、保険会社のウェブサイトで補償内容について確認する必要がある。