【パース29日AAP】 WA州パースがこのほど、配車サービスのウーバーと類似のライドシェアが可能な、無人車両の試験事業を実施する場所として選ばれたことが分かった。使用される車両は、最大時速90キロメートルの6人乗り電気自動車(EV)となるもようだ。
試験事業では、速度を時速20~50キロメートル以内として走行し、車両に装着した6台のカメラと4つのレーダーを使って、周囲の環境を3Dの地図に置き換えることで、障害物を避けながら走行する道を選択するという。
王立自動車クラブのアグニューCEOは、「無人車両がもたらす影響や可能性のほか、道路を安全に走行するために必要となる変更点などについて、しっかり備える必要がある」と述べた。また、WA州のサフィオティ交通相は、試験事業の実施場所がパースのほか、パリ、米国の一都市(未決定)であることを明かしている。