【メルボルン2日AAP】 VIC州メルボルンでは、州内を通過するとみられていた大型の嵐による深刻な被害は逃れたものの、州内の複数の地域では依然として強い雨が降っており、洪水が発生する可能性が高まるなど、危険な状況が続いている。
VIC州北西部および山間部では、記録的な降水量となっており、ユーロア(Euroa)では一時間に170ミリ、ストラスボギー(Strathbogie)では200ミリを記録した。また、オーベンス(Ovens)、キング・リバー、カッスル・クリークなどに、洪水警報が発令され、強く警戒するよう求めている。
1日の大雨により、ヒューム・フリーウェイの一部など、主要道路が一時閉鎖となる事態となったが、2日の朝までにはほとんどの地域で弱まっている。ただ、気象局は夕方から夜にかけて再び大雨が降る可能性があるとして、引き続き警戒するよう呼び掛けている。