【シドニー2日AAP】 バリ島の活火山アグン山が噴火してから一週間経ったが、山から吹き上がる火山灰がデンパサール空港上空を覆っており、フライトのキャンセルが相次ぎ、2000人以上の豪観光客らが未だ足止めされている。
先月25日に噴火した後に空港は一時閉鎖されたが、29日に再開されたためジェットスター航空、ヴァージン・オーストラリア、カンタス航空はサービスを再開し、7400人以上の乗客らが帰国したという。
しかし、今月2日になって状況が悪化したため、同3社は2日午後と3日に出発予定だったフライトをキャンセルすると発表した。
現在大噴火は発生していないが、インドネシアの災害対策局ではアグン山の噴火の警戒レベルを最大水準にとどまらせている。