生活

ホリデー中4人に1人が孤独感  赤十字

【シドニー10日AAP】   オーストラリア赤十字社によると、クリスマスシーズンは家族や友人たちと過ごす楽しい時間だが、寂しさや孤独と感じる人もいることがわかった。

 

調査によると、オーストラリア人の4人に1人が日常的に寂しいと感じており、愛する人を失った人や離婚や別居をしている人、失業した人などは、この時期特に孤独を感じることが明らかになった。

 

オーストラリア赤十字社は「電話をかけたり、クリスマスディナーに誘うことで、孤独を感じている人たちを救うことができる」としている。

 

赤十字社は、定期的に人付き合いがなく孤独を感じている人たちに社会的支援として訪問サービスを提供している。

 

長年連れ添った妻が亡くなった82歳のメルボルン在住のケンさんは「ずっと一緒に暮らしていた人を亡くし、一人の生活に慣れるのが大変」とし、訪問サービスを利用して、定期的に20歳の大学生と赤十字社のボランティアが訪問してくれるのを楽しみにしている。

 

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