【ブリスベン13日AAP】 慈善団体のサルベーション・アーミーが行った調査の結果、国内で今年、財政問題を理由に子どもにクリスマスプレゼントをあげられない人はおよそ160万人に上るとわかった。2016年からおよそ100万人増の、警戒すべき実態だ。
「限界収入や厳しい予算で生活する人は、すでにお金の使い方に注意している。光熱費や住宅価格の高騰、十分な賃金労働を確保できないなど、財政困難を免れるのは難しくなってきている」と、同団体のポール・モールズさんは話す。
調査結果は、毎年恒例のクリスマス募金活動の開始に合わせて発表された。クリスマス期間中、同団体は30万人を支援し、食事1万食を提供、50万個を超えるプレゼントやおもちゃを配る。