【シドニー27日AAP】 ブルー・マウンテンズ南部のカナングラ・ボーイド国立公園でトレッキングをしていた日本人観光客の男性(28)2人が27日午後、行方不明になった後、無事救出された。
2人が緊急用ビーコンを作動させたことで、特殊災害治療チーム(SCAT)が救出に向かった。1メートル半の積雪と強風の凍てつく寒さの中、レスキュー隊は5時間もの間歩いて捜索活動を行い、27日午後7時ごろ、身動きがとれなくなっていた観光客を発見した。
脱水症状と低体温症を起こしていた2人は現場で治療を受けたが、病院へは搬送されなかった。強風が吹き荒れていたため、ヘリでの搬送は風が収まるのを待たなければならなかった。