【パース15日AAP】 WA州で子犬を使った詐欺が増加している。ある犠牲者は2万2500ドルをだまし取られた。
同州の消費者保護機関によると、9~11月で子犬を使った詐欺は200%増加した。詐欺師は通常、子犬の写真を送った後に全額支払いを求め、その後輸送費や保険料金も請求するという。子犬が送られることはなく、支払った額の追求も事実上不可能とされる。
同期間中、最大の損失は“ポムスキー(ポメラニアンとハスキーのクロス)”の子犬で2万2500ドル。ほかにブルドッグやハスキー、カブードル(キャバリアキングチャールズとプードルのクロス)の子犬も詐欺に使われた。
消費者は、ネットや交換サイト、ソーシャルメディアの広告に対応しないよう注意が必要だ。子犬購入の際には、販売者の実際の住所や地上電話、事業番号(ABN)を確認し、地元の公認ドッグブリーダーからの購入が奨励される。
王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、飼い主を求める犬が各種いるとして動物福祉グループへの問い合わせを奨励した。