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ハッキングで留学生の成績つり上げ

【ブリスベン19日AAP】   クイーンズランド大学へのファウンデーションコース学校で、基準に満たない外国人留学生の成績をつり上げを狙いとした、コンピュータシステムのハッキングが発生した。

今月初め、ブリスベンのインターナショナル・エデュケーション・サービス(IES)でセキュリティ違反が発生した。IESは、成績が変更された学生の数を明かしていない。ジェラルド・バン・バルベレン事務長は、今回狙われたシステムは学生の最終成績をまとめるものではないとして、「大学が偽造成績をもとに入学を許可する危険はない」と話す。

IESは、クイーンズランド大学のファウンデーションコースを外国人留学生に提供。費用は2万3000~3万ドルで、大学の基準点に達すれば学生は好きなコースの入学が保証される。

同大学広報官は、「IESは20年以上に渡ってファウンデーションを提供している」「評価は切実と保証された」と話した。

ターンブル連邦首相は先立って、中国共産党がオーストラリアのメディアや大学、政治に影響を及ぼそうとしたという報道について、「非常に深刻に受け止める」と述べている。

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