ビジネス

車工場跡地 大学キャンパスに  VIC

【メルボルン21日AAP】   メルボルンのホールデン社の自動車製造工場跡地に、メルボルン大学の新キャンパスが10億ドルをかけて建設されることになったが、キャンパスまでの公共交通機関がないため、学生たちがどうやって通学するのかが懸念されている。

 

新キャンパスはフィッシャーマンズ・ベンド産業区域に建設され、2020年にオープン予定となっている。

 

グリン・デイビス大学副総長とともにキャンパス建設を発表したVIC州のティム・パラス財務相は「ある時点でキャンパスまでのライトレールの建設をする予定」だとしている。

 

パラス財務相は、「適切な交通手段を提供するのは州の責任だと認識している」としながらも、ライトレール建設には周辺地域の一定の人口密度が必要になるとし、「いつまでに建設するか」は明言を避けた。

 

デイビス大学副総長は「最初の学生たちは、2キャンパス間を運行するバスで通学できるように検討している」と述べた。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら