【シドニー22日AAP】 シドニー西部のペンリスのペットショップで、男が生きた金魚を食べている様子を動画に撮り、ソーシャル・メディアにアップロードしていたことで、動物虐待防止協会(RSPCA)が調査中だという。
動画は、チャンピオン・ボクサーのカイロン・ドライデンさんがフェイスブック上に掲載して、自称コメディアンのトレント・ハントがペンリスのペットショップ「ペットバーン」の店内で金魚を食べ、その後吐き出している様子が公開されており、拡散されていた。
ペットバーンはこの事件のあと、RSPCAに正式な苦情を訴えており、現在RSPCAが調査をしている。RSPCAの主任調査官は「金魚は苦しみながら死んでいくのに、生きた金魚を食べることが面白いと考える人間がいることが信じられない」と述べ「 魚や他の生き物を保護するための法律があり、今回の事件は徹底的に調査する」としている。
動物虐待防止法1979には魚の保護も含まれており、有罪の場合2年間の懲役と罰金2万2000ドルが課せられる。