【シドニー19日AAP】 大多数のオーストラリア人が、「神もしくは大いなる存在」を信じていることが最新の調査で明らかになった。また、多くの国民が、奇跡や来世、天使、占星術、UFOの存在を信じると答えた。
ニールセン社が実施した調査には、およそ1000人からの回答があった。これまで、オーストラリア人は世俗的な国民と考えられてきたが、調査ではおよそ半数が霊的存在や超常現象を信じると答えており、予想以上に信心深い国民であることが示された。
回答者のうち68%が「神もしくは大いなる存在」を信じると答え、他の様々な現象についても、63%が「奇跡」を信じ、53%が「来世」を信じ、51%が「天使」の存在を信じると答えた。また、49%が「超能力」を信じ、41%が「占星術」を信じ、34%が「UFO」の存在を信じ、22%が「魔女」の存在を信じると答えた。
今回の調査には無神論者や不可知論者も強い関心を示し、回答者のうち24%は「神もしくは大いなる存在」をほとんど信じないと答え、7%が「わからない」と答えた。