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鉄道職員に毎年3%昇給提案 NSW政府

【シドニー8日AAP】  NSW州政府は、同州鉄道職員に対し、今後3年間で毎年3%の昇給案を提示したことが分かった。ただ、NSW州のベレジクリアン首相は、昇給分の財源を確保する必要があることと、鉄道ネットワークに最新のテクノロジーを導入することから、一部の職員が解雇となる可能性を示唆している。

 

シドニー・NSW州鉄道管理局から組合に提案されたパッケージは、1回限りの1000ドル賞与、バスの無料乗車などで、昇給3%と合わせると給付の割合が年間で約4.06%となる。ただ、ベレジクリアン首相は、公共セクターの2.5%と同程度であるべきとの考えを崩しておらず、「それ以上を求めるのなら、何かを諦める必要がある」と述べた。

 

一方、鉄道・トラム・バス組合(RTBU)は、新しいテクノロジーの導入にともなう人員削減について、これを受け入れる態度を明らかにしているが、昇給の提案については、組合員と適切な話し合いが必要との見解を示した。

 

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