【キャンベラ20日AAP】 キャンベラで20日、反捕鯨デモが行われ、30人以上の参加者が日本大使館前に集まり、南極海での捕鯨活動の停止を要求した。
デモ参加者らは日本大使館の門外に集結し、プラカードを掲げ、スローガンを叫ぶなどして、捕鯨活動の停止を訴えた。また、15日に日本の捕鯨船に乗り込んだ活動家ピート・ベスーン氏の開放を要求した。今回のデモは、岡田外務相の来豪時期に合わせて行われた。
岡田外相は20日にラッド首相およびフォークナー国防相と会談し、21日にはスミス外相と会談を行い捕鯨問題などについて議論するとみられている。ラッド政権は先日、今年11月までに日本が捕鯨を止めなければ国際司法裁判所提訴すると警告した。