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イスラエル諜報機関が豪旅券を偽造か

【キャンベラ26日AAP】   ドバイで先月20日、イスラム原理主義ハマスの幹部、マフムード・アル・マブーフ司令官が暗殺される事件が起こり、事件の容疑者のうち3人がオーストラリアのパスポートを所持していた。

イスラエルの諜報機関モサドの元職員は、ABCラジオとのインタビューの中で、同機関が以前からオーストラリアの偽造パスポートを諜報活動に使用していたと証言した。1980年代にモサドの要員だったオストロブスキー氏はインタビューの中で「この諜報機関は以前、カナダやイギリスから空欄パスポートを入手していた。モサド本部には偽造パスポートの製造会社もあった。私はオーストラリア人になりすました人物に会ったことが何度もある」などと語った。

豪政府はイスラエルに対し、オーストラリア人3人を標的にしたパスポート偽造に関わっていたとすれば友好国とは認められない、と警告した。

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