生活

メルボでゴミ収集業務が停止 住民不満

【メルボルン7日AAP】  VIC州の2つの自治体では7日、ごみの収集業務が行われず、ごみが収集されないまま放置された状態となっていることが分かった。同問題は、中国がオーストラリアからのリサイクル資源の輸入を規制したことに端を発しており、各自治体はごみ処理費用の急増に直面している。

 

ごみの収集が行われなかったマセドン・レンジズ(Macedon Ranges)は、ごみ収集業者のウィーリー・ウェイストに対し、7日午前9時までにごみを収集するよう要請したが、同社の広報担当者は「残念ながら、費用の差額を業者がこれ以上負担することは出来ない」と説明した。

 

また、VIC州のダンブロシオ環境相はサービスが早急に再開されるよう、関係各所に対応を求めたもようだが、ウィーリー・ウェイストは州政府の対応に不満を示しており、業務停止はこれに対する抗議だとしている。このような状況のなか、ごみ収集の目途が立たないことから、住民たちは苛立ちを募らせている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら