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可燃性外装材の使用を禁止へ VIC

【メルボルン10日AAP】  VIC州は近く、高層ビルへの可燃性外装材の使用を禁止する方針で、10日にも指針を発表する。芯部分にポリエチレンを30%以上使用しているアルミニウム製のパネルについて、新たなガイドラインを設けるという。

 

新たな規制は、ロンドンで起きた可燃性外装材を使用した高層ビルの火災を受けたもので、VIC州のリチャード・ウィン計画相は、VIC州建造物当局(VBA)に対し、製品の安全についての警告を発令するよう指示した。基準を満たさない製品を使用した場合、業者は懲戒処分となる。

 

VIC州の可燃性外装材の特別調査班によると、これまでに州内の約1,400軒の建物で、芯にポリエチレンを使った外装パネルが使用されていたことが分かっている。このうち、579軒はまだ建設が始まっておらず、129軒は建設中となっている。VBAは、外装材問題が明るみとなり、年毎の建物調査を全体の2%以下から10%に引き上げて行っている。

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