【ブリスベン12日AAP】 クイーンズランド医科学研究所(QIMR)は、40歳以上の人を対象に、皮膚がんのメラノーマ発症の危険性を診断するオンラインツールを開発した。12日から、QIMRのウェブサイトでアクセスできる。
メラノーマ危険度チェックは、40~70代のおよそ4万2000人のデータを基に作られた。QIMRバーゴファー研究所のデイビッド・ホワイトマン教授は、初期発見が大事だとして、「皮膚がんの危険性を予測することによって、医師が管理方法を検討できる」と話す。
2018年に全国で新たに1万4000人以上がメラノーマの診断を受け、およそ2000人が死亡すると予想される。昨年、皮膚がんに関連する国の医療費は2憶100万ドルに上った。