政治

SA州選挙 16年ぶりに政権交代

【アデレード18日AAP】   17日に行われたSA州議会選挙の結果、野党自由党が勝利を収め、16年ぶりの政権交代となった。過去最多となるウェザリル労働党党首の“5期連続州首相”は、果たされなかった。

第46代SA州首相となった自由党のスティーブン・マーシャル党首は、「減税、生活費の削減、雇用創出など今年初めに約束した“100日計画”の全項目を達成させる」と述べた。緊急サービス課税も7月1日から引き下げられるという。自由党は議席数47のうち少なくとも24議席を獲得して、過半数を達成した。

マーシャル氏は、ニック・ゼノフォン氏率いるSAベスト党と取引を行わなかった決断が勝因だと話す。ゼノフォン氏はアデレード東部ハートリーで出馬するも、ビンセント・タルジア自由党議員に敗退。SAベスト党は上院で2議席を獲得したが、下院はすべて敗退に終わった。

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