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猛暑で救助500人 NSWビーチ

【シドニー19日AAP】   秋としては記録的な暑さに見舞われた週末、NSW州各地のビーチでおよそ500人が救助された。

サーフ・ライフ・セービングによると、新年の3日間の長期週末休暇の倍近い数となる救助活動が行われた。シドニーのボンダイビーチのみで170人以上、ウロンゴン近くのブリでも67人が救助された。脊髄損傷の疑いで10人が病院に搬送され、他にも数人が熱関連の症状で手当てを要した。

18日はNSW州各地で最高気温の記録を更新した見通し。シドニー南西部キャンベルタウンは、3月としては最高の39.7度、バジェリース・クリークも秋の最初の月では最高の40度を記録した。州南西部沿岸部でも、3月の最高気温を上回った地域が多かった。

州南部沿岸部のライフセーバーらは、タスラの山火事の影響でサーフクラブを避難所に置き換えるなど、海での救助活動以外の仕事にも追われた。山火事で自宅が焼失、または損傷したライフセーバーらもいるという。

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