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カンタス便、緊急着陸 窓ガラスにひび

【メルボルン5日AAP】   5日朝、ロサンゼルス行のカンタス便を操縦していたパイロットが離陸後に機体のコックピットの横窓ガラスのひびに気付き、メルボルン空港に引き返し、無事に着陸した。同便は15時間遅れの6日午前1時に再度出発し、乗客239人の足に影響が出た。

カンタス航空は窓ガラスのひびは安全を脅かすような深刻な問題ではなく、機体は安全に飛行を続行することもできたが、予防措置として着陸後に窓ガラスの取替えを行ったとし、今回の件に関して謝罪した。

カンタス便は先週にも着陸を強いられる事故が相次いだ。シンガポール行カンタス便は1日、エンジン部分に問題が見つかり、シドニー空港へ引き返し、緊急着陸した。翌日2日には、カンタス便のスーパージャンボ旅客機エアバスA380がブレーキの不具合でシドニー空港に着陸した際、タイヤ2本がパンクする事故が発生した。その2日後、ブリスベン発ロサンゼルス行の便の電気配線に不具合が生じ緊急着陸した。

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