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リステリアのメロン中毒 新たに死者

【シドニー20日AAP】   NSW州で、高齢の女性がリステリア菌に汚染されたロックメロンを食べて死亡した。国内でロックメロンによる食中毒死は合計6人となった。

NSW州保健局は20日、死亡した女性(90代)は基礎健康疾患があったと発表した。女性は先週死亡したが、保健局は19日まで明らかにしなかった。2月に最初にリステリア症が認められて以来、VIC州およびNSW州でそれぞれ3人が死亡。死亡した6人を含む19人が感染した。

州保健局は、リステリア症の症状は最大70日間出ないこともあるとして、今後も感染者が出る可能性を指摘。妊婦とその胎児、高齢者および免疫システムが弱い人が特に危険とされる。現在市場に出ているロックメロンは安全だという。

グリフィス近郊にあるネリコンのロックメロン生産農家、ロンボラ・ファミリー・ファームは、感染源とわかってから自主的に生産を中止した。

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